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小西 判定で初黒星…人生初ダウンも、再起宣う「はい上がる」

[ 2018年3月19日 05:30 ]

WBA世界ライトフライ級王座決定戦12回戦   ○同級1位カルロス・カニサレス≪判定≫同級2位・小西伶弥● ( 2018年3月18日    神戸ポートピアホテル )

3回、カニサレス(左)にダウンを奪われる小西
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 プロ初黒星を採点発表の途中で悟った。勝利なら僅差と感じていた小西だったが、勝者がコールされる前に読み上げられた点数は1点差、3点差、5点差。「内容は相手が上回っていた。(自分の攻撃が)単発で終わってしまって」。冷静に敗因を口にした。

 3回、ワンツーで人生初のダウンを喫したが、その後の猛ラッシュをしのぐと疲れた相手をボディーで弱らせた。しかし、ジャブが出ない攻めは単調。アウトボクシングに切り替えたカニサレスにポイントを奪われた。

 ミニマム級から1階級上げての挑戦。減量苦から解放され、パンチも力強さが増して手応えは感じた。「絶対にはい上がります」。中学の卒業時に「世界チャンピオン」と夢を書いた24歳は、再起宣言で会見を締めた。

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2018年3月19日のニュース