×

村田諒太 笑顔なし計量「3回目は絶対にない」完全決着に意欲

[ 2017年10月21日 14:49 ]

村田諒太
Photo By スポニチ

 ボクシングのトリプル世界戦(22日、東京・両国国技館)の前日計量が21日、東京・九段のホテルグランドパレスで行われ、6選手とも一発パスした。

 WBA世界ミドル級タイトルマッチは挑戦者の同級1位・村田諒太(31=帝拳)がリミットの72・5キロだったのに対し、王者アッサン・エンダム(33=フランス)は600グラムも軽い71・9キロ。WBCフライ級タイトルマッチは王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)がリミットより100グラム軽い50・7キロで、挑戦者の同級5位トマ・マソン(27=フランス)が200グラムアンダーの50・6キロ。WBC世界ライトフライ級タイトルマッチは王者・拳四朗(25=BMB)、挑戦者の同級1位ペドロ・ゲバラ(28=メキシコ)ともにリミットより200グラム軽い48・7キロだった。

 村田は計量の間は笑顔を見せることなく、相手と顔を突き合わせるフェースオフでは25秒、エンダムとにらみ合った。計量後はパスタやすっぽんスープで栄養補給し、「朝起きたら100グラムアンダーだったので、水を飲んで調整した。無理なくリミットという感じ。でも、減量している時点で無理してるんだろうけど」と話して報道陣を笑わせた。エンダムの印象については「前回と特に変わらない。僕の方が一回り大きいかなという感じがする。縦も横も大きさを感じなかった」とコメント。再戦については「どっちにしても完全決着と思う。3回目は絶対にない。こうしておけば良かったということがないような努力はしてきた。あとは神のみぞ知る」と話した。

 一方のエンダムは計量台に乗った時点から笑みをこぼし、クリアすると両手でガッツポーズとナンバーワンポーズをする余裕。「前回よりも余裕を持ってクリアできたので、気持ち的にも余裕がある。試合は計量が終わった時点から始まる。準備はできている」と語った。

続きを表示

2017年10月21日のニュース