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内山を引退へ追い込んだコラレスが王座剥奪 なんと1・8キロオーバー

[ 2017年10月21日 08:38 ]

ベルトを肩にファイティングポーズを決めるコラレス
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 ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者ジェスレル・コラレス(26=パナマ)が20日、昨年4月に内山高志(37、引退)から奪った王座を剥奪された。

 21日に米ニューヨーク州ベローナで予定していた同級4位アルベルト・マチャド(27=プエルトリコ)との防衛戦の前日計量で60・7キロと、リミットの58・9キロを1・8キロもオーバー。2時間後の再計量でも1・5キロオーバーの60・4キロまでしか落ちず、体重計の上で王座を失った。タイトルマッチはリミットいっぱいの58・9キロで計量をクリアしたマチャドが勝てば新王者、コラレスが勝てば王座は空位となる。

 コラレスはWBA同級暫定王者だった昨年4月、11連続防衛中だった同級スーパー王者・内山から3度ダウンを奪う衝撃の2回KO勝ちを収めてスーパー王座を奪取。12月の再戦でも2―1の判定で内山を破り、結果的に内山を引退へ追い込んだ。今年7月には米ロサンゼルスでロビンソン・カステジャノス(35=メキシコ)に2―0で10回途中負傷判定勝ちし、暫定時代を含めて通算3度目の王座防衛に成功していた。

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2017年10月21日のニュース