ＭＶＰにフライ級の中谷、公務員ボクサーは敗れる　東日本新人王Ｔ

東日本新人王決勝戦で新人王を獲得した（前列左から）ミニマム級・富岡達也、ライトフライ級・郡司勇也、フライ級・中谷潤人、スーパーフライ級・福永亮次、バンタム級・新島聖人、スーパーバンタム級・松本竜也、（後列同）ラウンドガール・定平佳子、フェザー級・木村吉光、スーパーフェザー級・粟田祐之、ライト級・石井龍輝、スーパーライト級・大野俊人、ウェルター級・豊嶋亮太、ミドル級・あぐー・マサル

　ボクシングの第７３回東日本新人王トーナメント決勝戦は１３日、東京後楽園ホールで１０階級が行われ、不戦勝の２階級を含む計１２選手が西軍代表と対戦する１２月２３日の全日本新人王決定戦（後楽園ホール）へ進出した。

　最優秀選手賞には１回１分４０秒ＴＫＯ勝ちしたフライ級の中谷潤人（１８＝Ｍ．Ｔ）、技能賞にはライト級の石井龍輝（１９＝船橋ドラゴン）、敢闘賞にはスーパーライト級の大野俊人（２０＝石川ジム立川）が選ばれた。なお、埼玉・新座市役所勤務で「公務員ボクサー」として話題となったフェザー級の新座宏（３５＝フラッシュ赤羽）は木村吉光（２０＝白井・具志堅スポーツ）１回にダウンを奪ったものの、０―３で判定負けした。

　各階級の結果は次のとおり。

　▽ミニマム級　富岡達也（ＲＥＢＯＯＴ）　ＫＯ４回３分１秒　長谷部守里（三迫）

　▽ライトフライ級　郡司勇也（帝拳）　引き分け　渡久地辰優（スターロード）※郡司の勝者扱い

　▽フライ級　中谷潤人（Ｍ．Ｔ）　ＴＫＯ１回１分４０秒　山田大輔（ＲＥＢＯＯＴ）

　▽スーパーフライ級　福永亮次（宮田）　ＫＯ３回２分３４秒　友利優貴富（シュウ）

　▽バンタム級　新島聖人（帝拳）　不戦勝　神津徳臣（マナベ）

　▽スーパーバンタム級　松本竜也（角海老宝石）　判定３―０　定常育郎（Ｔ＆Ｔ）

　▽フェザー級　木村吉光（白井・具志堅スポーツ）　判定３―０　新座宏（フラッシュ赤羽）

　▽スーパーフェザー級　粟田祐之（ＫＧ大和）　判定２―１　利川聖隆（横浜光）

　▽ライト級　石井龍輝（船橋ドラゴン）　ＫＯ１回３分７秒　森田陽（Ｍ．Ｔ）

　▽スーパーライト級　大野俊人（石川ジム立川）　ＴＫＯ５回３０秒　小林孝彦（ＴＥＡＭ　１０ＣＯＵＮＴ）

　▽ウエルター級　豊嶋亮太（帝拳）　不戦勝　辻本純兵（帝拳）

　▽ミドル級　あぐーマサル（吉祥寺鉄拳８）　判定　会津タツヤ（川崎新田）