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山中慎介 リング・マガジン認定ベルトに発奮「絶対に持ち帰る」

[ 2016年9月14日 14:08 ]

フォトセッションに臨むアンセルモ・モレノ(左)と山中慎介

 ボクシングのダブル世界戦(16日、エディオンアリーナ大阪)の調印式と記者会見が14日、大阪市内のホテルで開かれた。

 国内歴代2位タイの11度目の防衛を目指す王者・山中慎介(33=帝拳)とランキング1位の挑戦者アンセルモ・モレノ(31=パナマ)が1年ぶりに再戦するWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦には、米国で最も権威ある専門誌「リング・マガジン」の認定ベルトが懸けられることが決まっており、調印式でベルトが披露された。WBC立会人のドゥエイン・フォード氏(米国)は「リング・マガジンから我々に、勝者に贈るよう頼まれている」と話し、「タイトル戦として認める」とのリング・マガジンからの親書を読み上げた。

 山中は輝くベルトを前に「リング・マガジンのベルトを懸けて戦うのは凄く新鮮ですし、ベルトを目の前にして気合が入っているし、絶対に持ち帰ろうという気持ちになった」とコメント。「前回以上に差をつける自信はあるし、もう少しパンチが当たればKOするチャンスはあると思うので、そのときは狙いたいと思う」と話した。一方、昨年9月に1―2判定で敗れた雪辱を狙うモレノは「全てのパナマ国民が私の勝利を待っている。困難な試合になるだろうが、不可能はない」と意気込んだ。

 なお、オフィシャルはレフェリーがダニエル・バンデビーレ氏(ベルギー)で、ジャッジがバート・クレメンツ氏、デビッド・サザーランド氏(以上米国)、ニコラス・イダルゴ氏(ベネズエラ)。グローブは日本製8オンスで山中、モレノとも黒色を使用する。

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