×

尚弥 前夜のV3戦に反省しきり「良かった点はない」

[ 2016年9月6日 05:30 ]

3度目の防衛から一夜明け、記者会見するWBOスーパーフライ級王者の井上尚弥

 井上尚弥(23=大橋)は一夜明け会見で「ベストな状態でリングに上がれないのはプロとしていけない」と反省した。約2週間前に腰痛を発症し、試合中には古傷の右拳も痛めてペッチバンボーン(タイ)相手にてこずった。10回KO勝ちにも「後半に集中力を切らした部分が見られた。良かった点はない」と自身に厳しかった。

 V4戦は河野公平(ワタナベ)を破ったWBA世界スーパーフライ級王者コンセプシオン(パナマ)と交渉中。「パワーは凄くあるが力負けはしないのでは」と印象を語り、「統一戦はモチベーションが上がる」と目を輝かせた。7日に渡米し、クアドラス(メキシコ、帝拳)―ローマン・ゴンサレス(ニカラグア、帝拳)のWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(WOWOWプライムで11日午前11時から生中継)を視察。来年のゴンサレスとの対戦を目指すが、「クアドラスでも統一戦になる」と対戦に興味を示した。

続きを表示

2016年9月6日のニュース