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村田 TKO勝ち後プロ最長の1週間休暇「これぐらい休むと切り替えやすい」

[ 2016年8月4日 18:10 ]

丸の内でスポーツ体験のイベントに参加したボクシングの村田諒太(左)と元シンクロナイズドスイミングの青木愛さん

 東京・丸の内エリアの就業者の健康づくりを促進する参加型スポーツイベント「MARUNOUCHI SPORTS FES 2016」が4日にスタートし、ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリスト・村田諒太(30=帝拳)とシンクロナイズドスイミングの北京五輪代表・青木愛さん(31)がオープニングイベントに出席した。

 「新幹線を使うので丸の内にはよく来る。書店で本を買ったり、皇居周りを走ったりしている。街並みがきれいでガヤガヤしていないのがいい」と言う村田は、7月23日に米ラスベガスで行われたプロ11戦目に1回TKO勝ち。帰国後、プロ最長となる1週間の休暇では子供を連れて岡山や奈良の実家へ赴き、海水浴に行くなどリフレッシュに努めた。今年は1月、5月、7月と試合続きだったとあり「これぐらい休むと切り替えやすい。体も休むことを求めていた」と話し、この日から練習を再開したことを明かしたが、休暇中もランニングは欠かさなかったという。次戦は11月頃を予定しているが「いつ試合が決まってもいいように、トレーニングは続けている」と話した。

 村田はアマチュア時代に東京・国立スポーツ科学センターでの合宿中、青木さんらシンクロナイズドスイミングの選手たちを見かけたことがあるという。「シンクロの選手はボクサー以上に食事のこだわりが凄かった。朝、散歩のために外へ出たら雨の中でも演技を合わせる練習をしていた。これが一流だ、僕らは二流だなと思った」と話して笑わせた。イベントではゴルフに初挑戦。ドライバーを振ったところ、推定飛距離がまさかの約100ヤードという結果になったが「ゴルフをやってみたくなった。いろいろなスポーツをやることは刺激になる」と話した。

 なお、「MARUNOUCHI~」は丸の内仲通りや丸の内オアゾで22日まで開催。期間中はゴルフ、テニス、サッカーなど5種類の競技に挑戦するコーナーや、握力や背筋力などを把握できる体力測定コーナーが設けられるほか、有名アスリートやメンタルトレーナーらによるトークイベントを連日開催する。詳しくはmarunouchi.comへ。

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2016年8月4日のニュース