田辺監督にやられた…武藤敬司「バットが重い。凶器で使ってる方が軽いな」
プロレスラーの武藤敬司(53)が21日、西武・田辺監督と「1打席勝負」を行った。この日の西武―ソフトバンク戦(西武プリンスドーム)は「富士吉田スペシャルデー」として開催。同市出身の2人が、昨年に続いて対戦した。
今年は投手と打者が逆になり、武藤が打席に立って田辺監督がマウンドに。初球はいきなり顔面付近へのビーンボール。左肩を直撃された武藤は、ユニホームを脱ぎ捨てて上半身裸になって指揮官の元へ詰め寄った。仕切り直しの2球目は空振り。3球目はボテボテの投ゴロだった。これに納得のいかない武藤は、泣きの1球を要求。しかし最後も空振りと完敗に終わった。
「バットが重く感じた。俺が凶器で使ってる方が軽いな。打てるかと思ったけど、残念」と武藤。勝負には敗れたが、試合前には敵将の工藤監督に「きょうはちょっと、手加減してください」とおねだり。「チームには、ここからはい上がっていって欲しい」と熱いエールを送っていた。
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