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WBA、暫定王者に河野公平との統一戦交渉を指令

[ 2016年5月20日 11:05 ]

防衛に成功し芽衣夫人の祝福を受ける河野

 WBA(世界ボクシング協会)は19日、スーパーフライ級正規王者の河野公平(35=ワタナベ)と暫定王者で同級1位のルイス・コンセプシオン(30=パナマ)に対し、統一戦の交渉を行うよう指令を出した。交渉期限は6月19日までの30日間で、まとまらない場合は入札となる。

 河野は4月27日に東京・大田区総合体育館でインタノン・シッチャムアン(タイ)に判定勝ちして3度目の防衛に成功。ワタナベジムの渡辺均会長は今夏に1試合挟んだあと、年末にもコンセプシオンと統一戦を行う方針を示していた。20日に練習を再開する。

 コンセプシオンは09年9月にWBA世界フライ級暫定王座を獲得し、3度防衛後に亀田大毅(亀田)の王座返上により11年1月に正規王者へ昇格。同年4月に王座陥落後、15年4月にWBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に敗れて2階級制覇に失敗した。しかし、昨年9月にデビッド・サンチェス(同)を10回TKOで破り、WBA世界スーパーフライ級暫定王座を獲得。同12月には初防衛に成功していた。打撃戦に強い右ボクサーファイターで、通算38戦34勝(24KO)4敗。

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2016年5月20日のニュース