×

村田 「及第点」も「右は研究されている 左でダメージ与えるパンチ必要」

[ 2016年5月14日 22:55 ]

プロ10連勝を飾った村田(AP)

 ボクシングの12年ロンドン五輪金メダリストでWBC同級6位の村田諒太(30=帝拳)が14日、香港コンベンション&エキジビション・センターでプロ10戦目となるノンタイトル10回戦を行い、フェリペ・サントス・ペドロソ(28=ブラジル)に4回2分50秒TKO勝ち。2戦連続KO勝ちでプロデビューから10連勝(7KO)とした。

 試合後、村田は「最後につかまえることができたので及第点です。だいぶ自分のスタイルができてきた」と満足そう。「前よりガードがしっかりして、プレッシャーのかけ方も良くなった。あとは攻撃のバリエーションを増やして、来るべき試合に備えたい」と次の大作も頭にあるようだった。

 さらに「僕の右は研究されていると思うので、左でダメージを与えるパンチが必要。帰ったらすぐに取りかかりたい」と自己分析。「まずはケガなく終えられたのが一番。判定までいかなかったという安堵感もあります。(7月23日のラスベガスの試合のことを)今、やっと考えられるようになった。きょうはジャブでも相手にダメージを与えられたけど、左フックの精度を上げていきたい。(リングサイドでトップランク社のプロモーター)ボブ・アラムさんから“ネクスト、ラスベガス”と言われたので、ケガもなくできました、拳もノーペインと答えました」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月14日のニュース