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村田 ショッピングセンターで公開計量パス「アマ時代思い出した」

[ 2016年5月13日 16:12 ]

公開計量に臨んだ村田(中央右)とペドロソ(同左)

 ボクシングの12年ロンドン五輪金メダリストでWBC同級5位の村田諒太(30=帝拳)が13日、香港・九龍(クーロン)地区のショッピングセター、奥海城(オリンピアンシティー)でプロ10戦目となる73・4キロ契約10回戦の公開計量に臨み、73・0キロでパスした。対戦相手のフェリペ・サントス・メドロソ(28=ブラジル)は72・0キロだった。試合は14日、香港コンベンション&エキジビションセンターで行われる。

 村田は「無事計量を終えてホッとしてます」と笑顔をのぞかせ、相手の印象を聞かれると「絶対、いいヤツですよね。逆に言うと、チャランポランじゃない真面目なヤツの方が(試合を)諦めない。タフな試合は覚悟してます」と話した。計量会場がショッピングセンターは異例だが、「アマチュアの時にショッピングセンターで試合をやったことがある。思い出しました」と語った。

 7月23日には米ラスベガスで11戦目を控える。契約を結ぶ米トップランク社のボブ・アラムCEOからラスベガス出場を激励されても「自分は明日(14日)の試合に集中しています」と笑ってかわした。ペドロソ戦については「ビデオを見ると相手はガードが堅い。最初から倒しにいってパンチをもらってもいけないので、3ラウンド以降に出ていこうかな」とイメージを口にし、仕留めるパンチは「右ストレート、左ボディー、右ボディー、そういう系になるでしょう」と話した。

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2016年5月13日のニュース