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八重樫 練習を公開 神妙に「内山先輩はいつまでも内山先輩」

[ 2016年4月30日 16:25 ]

<八重樫東・公開練習>ミット打ちする八重樫(右

 プロボクシング・ダブル世界戦(5月8日、東京・有明コロシアム)のIBF世界ライトフライ級タイトルマッチで初防衛に挑む王者・八重樫東(33=大橋)が30日、横浜市の大橋ジムで練習を公開した。

 午前中に階段ダッシュなどのフィジカルトレーニングを行ったとありスパーリングは行わず、ミット打ちやサンドバッグを叩いて汗を流した。体重はリミットまであと3キロと明かし「順調です。トレーニングもしっかりやってきた。あとはコンディションをしっかりつくってリングに上がるだけ」と話した。挑戦者のマルティン・テクアペトラ(26=メキシコ)については「メキシカンっぽい勇敢なファイター」と印象を口にし、「厳しい、激しい試合になると思う。自分らしい試合をしたい。技術も大事だけど、八重樫らしいと言われる試合になればいい」と静かに闘志を燃やした。

 27日のWBA世界スーパーフェザー級王座統一戦では、拓大の先輩であり、11連続防衛中だった日本のエース・内山高志(36=ワタナベ)がまさかの2回KO負けでスーパー王座から陥落。「みんな衝撃を受けたと思うし、もちろん後輩の自分がショックを受けたのも事実」と語り、「たぶん内山先輩はいつまでも内山先輩。これからどうしていくのか分からないけど、ボクシングを続けるにしろ、続けないにしろ、これからも内山先輩の背中を見て、ずっと追いかけていきたい。自分の試合も見てほしいし、後輩が頑張っているところを見せられたらと思う」と神妙な面持ちだった。

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2016年4月30日のニュース