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清水プロ転向へ!ロンドン五輪銅もリオ五輪切符逃し決断

[ 2016年4月3日 06:30 ]

ボクシング12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水聡

 ボクシングの12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリスト・清水聡(30=ミキハウス)がプロ転向することが2日、分かった。

 清水はライト級でリオデジャネイロ五輪を目指していたが、アジア・オセアニア予選で3位決定戦に勝った成松が出場権を獲得。最終予選(6月)での出番を待ち、練習をしてきた清水は五輪の道が閉ざされた。関係者は「(清水が)プロを視野に入れているのは確か」と認め、受け入れ先のジムなど練習環境が決まり、周囲との調整がつき次第、早ければ今月にも発表される。

 清水は14年仁川(インチョン)アジア大会後に出場予定だった国際連盟傘下のプロ団体「APB」の試合を欠場。同年11月に国際連盟から1年間の出場停止処分を受け、ブランク明けとなった今年1月の国内代表選考会で成松に敗れた。ロンドン五輪ミドル級金メダリストで同学年の村田諒太はプロでキャリアを積んでいる。自身もリオを区切りにプロとして現役を続けたいという意向を周囲に漏らしていた。テレビ局関係者は「年齢的にも国内最速4戦目での世界挑戦という話も出てくる」と歓迎。日本連盟の山根明会長は「本人の希望があれば(プロ転向に)ノーとは言わない」と話した。

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2016年4月3日のニュース