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やった~!成松 3位決定戦制し大会日本選手初のリオ切符獲得

[ 2016年4月3日 05:30 ]

男子ライト級の3位決定戦で、中国選手に判定勝ちし喜ぶ成松大介

 ボクシングのリオデジャネイロ五輪アジア・オセアニア予選最終日は2日、中国の遷安で行われ、男子ライト級の3位決定戦で全日本選手権6度優勝の実績を持つ26歳の成松大介(自衛隊)が山俊(中国)に3―0で判定勝ち。3位以内に与えられる五輪出場枠を日本選手として初獲得し代表に決まった。

 「負ければ引退する覚悟だった」という成松は2点差で最終3回を迎えてリードを守り、今大会日本選手初のリオ五輪切符を手にした。五輪でボクシングの日本勢が52年ヘルシンキ大会から続ける出場(不参加の80年モスクワ大会を除く)をつなぎ、リング上で「やった~」と叫んだ。成松は1月の国内選考会でロンドン五輪銅メダルの清水を破っていた。

 ◆成松 大介(なりまつ・だいすけ)強打を武器に全日本選手権は10年にバンタム級で優勝し、11~15年にはライト級で5連覇。熊本農高、東農大出。自衛隊。1メートル72。26歳。熊本県出身。

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2016年4月3日のニュース