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東日本ボクシング協会 大橋会長が最後の理事会「底辺拡大できた」

[ 2016年3月14日 17:15 ]

東日本ボクシング協会会長を退任する大橋ジムの大橋秀行会長(左)と次期会長のワタナベジム・渡辺均会長

 東日本ボクシング協会は14日、都内で理事会を開き、昨年9月に発生した関東・東北豪雨災害の被災地に義援金を送ることや、11日に亡くなったヒルベルト・メンドーサ前WBA会長(ベネズエラ)に弔電を送ることを決めた。

 この日は9年間務めた大橋秀行協会長(大橋ジム会長)の下で開かれた最後の理事会で、今月いっぱいで退任する同協会長は「U―15大会やエアボクシングが底辺の拡大になり、ジュニアのレベルアップにつながったと自負している」とあいさつ。4月から次期会長となるワタナベジムの渡辺均会長は「引き継いでやっていきたい」と話した。

 また、理事会に出席した協栄ジムの金平桂一郎会長は、プロモートするIBF世界スーパーバンタム級1位の和気慎吾(古口)について、WBA・IBF同級王者カール・フランプトン(英国)陣営に対し今月27日までに対戦の可否を返答するよう要請していることを明かした。2月27日に統一王者となったフランプトンは90日以内に指名挑戦者の和気と対戦するようIBFから指示されているが、指名試合を回避して王座を返上する可能性もある。王座返上の場合、和気は王座決定戦に出場する見通しで、金平会長は「決定戦なら日本開催を第一に考えたい」との方針を示した。

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2016年3月14日のニュース