商社マン木村の相手はメキシコの“公務員”　市のスポーツ局部長

木村に挑戦するため来日したロペス

ＷＢＣ世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者・木村悠ＶＳ同級５位・ガニガン・ロペス

（3月4日 島津アリーナ京都）
　公務員ボクサーが商社マン王者に挑戦する。ＷＢＣ世界ライトフライ級王者・木村悠（３２＝帝拳）の初防衛戦の相手、ガニガン・ロペス（３４＝メキシコ）が来日。今年から地元メキシコのアメカメカ市のスポーツ局に部長として勤務していることを明かした。

　昼はスポーツ大会のコーディネートなどに携わる「準公務員」で夕方から練習しているが、「市長が応援してくれるので両立できている」という。都内のホテルに到着すると、さっそく周辺をランニングして調整。木村が王座を奪取した昨年１１月のゲバラ（メキシコ）戦をテレビ観戦し「動きも速いし、いいボクサーだと思うが、あの戦い方をしてくれるのなら問題ない。自分が勝つ確率は１００％だ」と自信を示した。