多田悦子 僅差の3―0判定で奪冠も反省「不細工な試合だった」
IBF世界女子ミニフライ級王座決定戦10回戦 ○多田悦子 判定3―0 ●カレリー・ロペス
(12月11日)
元WBA女子世界ミニマム級王者の多田が王座に返り咲いた。
1回に左ストレートをがら空きの顔面にぶち込んでぐらつかせる幸先いいスタート。その後はメキシカンのフックに苦しんだものの、僅差の3―0で判定勝ちした。「技術で勝るつもりが気持ちで戦ってしまって不細工な試合。けど、勝てて良かった…」。勝利を求めすぎるあまりにスピードを生かせず反省が残った。2年5カ月ぶりの復権は、「もっと強くなりたい」という思いを強くさせた。
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