“商社マンボクサー”木村　11・28世界初挑戦「必ずベルト」

世界王座挑戦が決まった木村（右）は内田恭子（左）、石丸幹二と並んでファイティングポーズ

　ボクシングのＷＢＣ世界ライトフライ級３位・木村悠（３１＝帝拳）が１１月２８日に宮城・仙台市で、ＷＢＣ世界同級王者ペドロ・ゲバラ（２６＝メキシコ）に挑戦することが２５日、都内で発表された。同門の元世界２階級制覇王者・粟生隆寛らを輩出した名門・習志野高出身。１４年２月に日本同級王座を獲得し、３度防衛した後にベルトを返上。８月に世界前哨戦として臨んだメキシコ人のヘスス・ファロを１０回判定で下し、世界初挑戦にこぎつけた。

　商社マンとして仕事でも汗を流す木村は「自分のベストを尽くして試合に臨むだけ。必ずベルトを獲ります」と意気込みを語った。

　王者は１４年１２月に八重樫東と王座決定戦を行い、７回にボディーブローを決めてＫＯ勝ちし、２度の防衛に成功。通算２６勝１７ＫＯ１敗１分け。木村は通算１７勝３ＫＯ２敗１分け。試合当日午後５時１５分からＷＯＷＯＷプライムで放送される。