×

協栄ジム 元王者の坂田氏が新代表就任「強い協栄を復活」

[ 2015年5月21日 16:17 ]

 ボクシングで具志堅用高ら日本最多となる12人の世界王者を輩出している名門の協栄ジムは21日、元世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の坂田健史氏(35)が代表に就任したと発表した。坂田氏は「強い協栄を復活させるため、看板の名に恥じない仕事をしたい」と抱負を語った。

 ジム会長を務めるために必要なクラブオーナーライセンスの取得には約3年かかる見通しで、当面は金平桂一郎会長がサポートする。現在はジムに世界王者がおらず、坂田氏は「冬の時代が到来してしまった。強い選手を育てて活気あるジムにしたい」と話した。

 広島県出身の坂田氏は2007年に4度目の世界挑戦で王座を獲得。4度防衛した後に陥落し、10年に亀田大毅に判定負けした試合を最後に引退した。11年から東京都稲城市議会議員を務め、先月2期目の当選を果たした。

続きを表示

2015年5月21日のニュース