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高山 身長、リーチ劣るも「工夫すればいい」動いて勝負だ

[ 2015年4月21日 05:30 ]

予備検診で記者の質問に答える高山

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 王者・高山勝成―同級9位ファーラン・サックリン・ジュニア

(4月22日 大阪府立体育会館)
 初防衛を狙う高山は挑戦者ファーランに対し、身長で8・1センチ、リーチで12・4センチ劣った。「戦い方を工夫すればいい。自分のスタイルを貫けば問題ない」と涼しい顔。「しっかり足腰を強化し、最後まで前後左右に動き回れる体をつくった」とフットワークで21歳の若手を手玉に取るつもりだ。

 右構えのファーランには他に警戒ポイントはない。中出トレーナーは「胸囲や心拍数など他の数値は、こちらが上回っている。性能差を見せつけます」と自信。初防衛戦をクリアすれば2階級制覇に乗り出すプランもある。ライトフライ級を主戦場にしてきた挑戦者は格好の練習台となる。

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2015年4月21日のニュース