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夢実現へ!山中、KOで統一戦アピール 4・16に8度目防衛戦

[ 2015年2月13日 05:30 ]

ディエゴ・サンティリャンとの世界タイトル戦が決まった山中がカメラに拳を見せる

WBC世界バンタム級タイトルマッチ 王者・山中慎介 VS 同級7位・ディエゴ・サンティリャン

(大阪・ボディメーカーコロシアム)
 WBC世界バンタム級王者の山中慎介(32=帝拳)は12日、8度目の防衛戦を4月16日に大阪で行うと発表した。相手は23戦無敗のディエゴ・サンティリャン(27=アルゼンチン)。昨年10月以来のリングとなる山中は「試合が決まって引き締まる。相手の右アッパーとフックに気をつけたい。KOできるように頑張りたい」と抱負を語った。

 当初は統一戦を希望していた。しかし、WBO同級王者の亀田和毅(23)はジムの問題で日本での試合ができず、IBF王者のランディ・カバジェロ(24=米国)も交渉が難航。試合間隔の問題なども考慮し、今回のマッチメークとなった。「前回よりも強い姿を見せて、統一戦を見たい、させたいと思うような最高の試合をしたい」と視線は早くも先を向いている。

 現在は得意の「神の左」を強化中だ。前回のスリヤン(タイ)戦はダウンを奪いながら仕留めきれずに判定勝ち。その反省を踏まえて下半身強化に努め、3、4発まとめて連打できるように練習をこなしているという。「今年の世界戦の1発目。しっかりとインパクトを残せるようにしたい」。新たな神の左で倒すことが夢への近道となる。

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