井岡「熱い試合する」大みそかノンタイトル戦の可能性も…
“無印”井岡が世界戦を食う!?元世界2階級王者の井岡一翔(25=井岡)が17日、大みそか決戦に向け、恒例の和歌山・白浜キャンプを開始。さっそく砂浜を20キロ以上走り込んだ。「自分に負けないようやりきる」と強靱な体を作り上げ、来るべき日に備える。
今年5月にIBF世界フライ級王者のアムナトに敗れ3階級制覇に失敗。9月の世界前哨戦で世界ランカーを下し、大みそかに3階級再挑戦をもくろんでいた。だが、標的の一人だったWBA王者ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)が負傷する不測の事態が起き、ノンタイトル戦となる可能性が出ている。
大みそかマッチが実現すれば11年以来、4年連続だ。過去3年の世界戦とは違い、ノンタイトル戦となれば異例。同日には東京で内山高志、河野公平、田口良一のトリプル世界戦が行われ、前日12月30日には井上尚弥、八重樫東のW世界戦に五輪金メダリストの村田も加わる。だからこそ現役王者の冠がない井岡は「世界戦でもノンタイトルでも熱い試合をする気持ちに変わりはない。世界戦は前日も当日もあるけれど、よりインパクトのある試合をしたい」と内容、結果で他者に圧倒することを誓った。
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