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実は苦労人…プエルタ「天国の娘のため」世界初挑戦で三浦討つ!

[ 2014年11月18日 05:30 ]

プエルタが練習を公開し、全身のタトゥーを披露。右胸には亡くなった娘バレンティーナの名も

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者・三浦隆司―同級1位・エドガル・プエルタ

(11月22日 横浜国際プール)
 王者・三浦隆司(30=帝拳)に挑戦するエドガル・プエルタ(32=メキシコ)が都内で練習を公開し、ミット打ちなどで軽快な動きを見せた。約3カ月の準備期間でこなしたスパーリングは120ラウンド。「これまでで最もいい調整ができた。打ち合うことも、リングを回ることもできる。何でも対応できる」と自信を見せた。

 全身にタトゥーを入れて危険な雰囲気を漂わせるが、悲痛な過去を背負った男だ。米フェニックスの貧民街で育ち、若い頃は「戦わないとやられる。生きていけない」とケンカに明け暮れた。16歳で結婚し、22歳の時には当時5歳の娘バレンティーナを交通事故で失った。更生するために24歳で選んだのがプロボクシング。右胸には亡くなった娘の名前を刻んでいる。32歳で世界初挑戦のチャンスを手に入れた苦労人は「天国の娘や家族のために戦う」とベルト奪取を誓った。

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2014年11月18日のニュース