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井上「記録塗り替える」最速6戦目王者へ4・6世界戦

[ 2014年2月13日 17:18 ]

世界戦が決まった井上尚弥(左)と八重樫東

 ボクシングの大橋ジムは13日、東洋太平洋ライトフライ級王者の井上尚弥が4月6日に東京・大田区総合体育館で、WBC同級世界W王者のアドリアン・エルナンデス(メキシコ)に挑戦すると発表した。井岡一翔(井岡)の7戦目を抜いて日本選手最速となるプロ6戦目での世界王座が懸かる。

 20歳の井上は「こんなチャンスはないと思っていた。ボクシング界の記録を塗り替える」と意気込み、ジムの大橋秀行会長は「夢の記録に挑戦する」と述べた。アマチュア7冠の井上は2012年10月にプロデビュー。4戦目で日本王座、5戦目で東洋太平洋王座を獲得し、5戦全勝(4KO)。

 同日はダブル世界戦として、WBCフライ級チャンピオン、八重樫東の3度目の防衛戦も行われる。オディロン・サレタ(メキシコ)の挑戦を受ける30歳の八重樫は「必ず勝って次につなげたい」と話した。

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2014年2月13日のニュース