村田「頭振り」で3戦連続KOだ「パンチもらう数減った」
ミドル級契約 村田諒太VSカルロス・ナシメント
(2月22日 中国・マカオ)
ボクシングのロンドン五輪男子ミドル級金メダリストの村田諒太(28)が都内で練習を公開し元IBF世界ウエルター級1位のマイク・ジョーンズ(米国)と3回のスパーリングを実施。プロ3戦目へ向け、頭を左右に振って相手に的を絞らせない新スタイルを披露した。
アマ時代からガードを固めて前に出てプレッシャーをかけるスタイルだったが、約1カ月のラスベガス合宿で「体を柔らかく使うことを心掛けてきた。パンチをもらう数が減った」という。課題の左ジャブも出しやすくなった。プロ転向直後から米国で一緒に練習するジョーンズも「最近は頭や体を動かしてきて当てにくい。進歩している」と成長を認める。
今回は世界挑戦の経験のあるベテランとの初の海外試合。「世界を狙っていて、ここでつまずくようじゃ駄目。僕の階級ではKOを期待されているので狙っていきたい」と3戦連続KO勝利を宣言した。
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