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処分無効求め提訴も 亀田ジム代理人・北村弁護士が会見

[ 2014年2月6日 19:27 ]

記者会見する亀田ジム代理人の北村晴男弁護士

 IBF世界スーパーフライ級の亀田大毅(亀田)が統一戦で敗れたにもかかわらず王座を保持した問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)が亀田ジム会長らを事実上の資格剥奪処分としたことを受け、同ジム代理人の北村晴男弁護士は6日、東京都内で記者会見し、JBCに再審議を要請した上で、処分が覆らない場合は無効を求めて提訴する意向を示した。

 JBCは混乱を招いたとして、亀田ジムの吉井慎次会長と嶋聡マネジャーのライセンス更新を認めないことを7日に発表する。北村弁護士は「重大な名誉毀損、損害を受ける。正々堂々と戦っていきたい」と話した。

 北村弁護士によると、試合前日のルール会議で亀田陣営の参加者3人は、敗れても王座は保持するとのルールをJBC側と確認し合わなかったという。IBF立会人が「亀田大が負ければ王座は空位」と発表したとの報道も当該の3人は試合終了まで知ることがなく、訂正の機会がなかったとした。

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2014年2月6日のニュース