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JBC、亀田ジム会長らの資格更新認めず 負けても王座保持問題

[ 2014年2月6日 10:30 ]

 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級の亀田大毅(亀田)が統一戦で敗れたにもかかわらず王座を保持した問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)は混乱を招いたとして亀田ジムの吉井慎次会長と嶋聡マネジャーのライセンス更新を認めないことが6日、分かった。事実上の資格剥奪となる。7日に発表される。

 亀田ジムは活動停止となり、亀田興毅、大毅、和毅の3兄弟が国内で試合をするためには、新たな会長、マネジャーを置くか他ジムへ移籍するなどの措置が必要になる。JBCは新会長の審査も厳格に行う方針。

 対戦相手が体重超過で失格となった昨年12月の試合で、IBFは亀田大が敗戦の場合には王座は空位と発表したが、試合後に見解を一転させた。JBCは亀田側が勝敗に関係なく王座にとどまることを知っていながら、公表しなかった点を問題視した。

 IBFに対しても批判的な意見があり、今後の対応を議論する。JBCは昨年4月にIBFに加盟した。

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2014年2月6日のニュース