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内山 山中の左は「木刀をガツンと突き刺す感じ」

[ 2013年11月11日 06:00 ]

WBC世界バンタム級タイトルマッチ ○山中慎介 KO9回25秒 アルベルト・ゲバラ●

(11月10日 東京・両国国技館)
 WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)がWOWOWのゲスト解説を務めた。

 自身も“KOダイナマイト”の異名を取るハードパンチャーだが、山中の左を「重さよりも切れ。木刀をガツンと突き刺す感じ。食らったら一瞬で意識が飛ぶ」と表現。「いつでもベストショットを打てる位置にいるので相手が疲れる」と感心し、12月31日の自身のV8戦については「僕は勝てばいい。KOはオマケです」と苦笑した。

 ▼内藤大助氏(元WBC世界フライ級王者)左のパンチなら山中が一番。スパーした経験があるけど、基本ワンツーしかない選手と分かっていても、よけられないのが山中の左。

 ▼西岡利晃氏(元WBC世界スーパーバンタム級王者)山中は5回からボディーにパンチを集めて徐々に相手のスタミナをそぎ落とし、距離を縮めていった。最後の左もよく伸びた。あえて言うなら、右のジャブをもう少し突きたかった。

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2013年11月11日のニュース