三浦 メキシコで初防衛戦…厳しい戦いも「KOで勝ちたい」
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 三浦隆司―セルヒオ・トンプソン
(8月17日 メキシコ・カンクン)
ボクシングの帝拳ジムは21日、WBC世界スーパーフェザー級王者の三浦隆司(29=帝拳)が8月17日にメキシコ・カンクンで同級1位のセルヒオ・トンプソン(29=メキシコ)と初防衛戦を行うと発表した。
いきなり敵地で1位と激突する厳しい戦いだ。海外での防衛戦で成功した日本人は過去に渡辺二郎と西岡利晃(2回)の2人。三浦は09年にメキシコのモントレーでジョニー・ゴンザレス(メキシコ)を下してベルトを守った先輩・西岡に続く快挙に挑む。西岡はド派手なKO劇で評価を上げて、その後のラスベガス進出の足がかりとしており、王者も「これをクリアすることに価値がある。自分が成長できる試合になる」と前向きにとらえた。
相手のトンプソンは11試合連続KO勝利中。浜田剛史代表は「三浦を右にしたような選手で、ブルドーザーのように前にくる。分かりやすい内容になる」とKO決着を予想した。左の強打を武器とし「ボンバー」のニックネームを持つ三浦は「自分のボンバーの方が強いと思う。KOで勝ちたい」と大爆発を誓った。
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