タイで日本勢初勝利なるか…自信の佐藤「普通に勝ってきます」

タイでの防衛戦を前に、記者会見する佐藤洋太

　ボクシングのＷＢＣ世界スーパーフライ級タイトルマッチ（５月３日・シーサケット＝タイ）で３度目の防衛を目指す佐藤洋太（協栄）が２５日、東京都内の所属ジムで練習を報道陣に公開し、４ラウンドのスパーリングなど熱のこもった内容だった。

　シーサケット・ソールンビサイ（タイ）との対戦に向け「（敵地でも）リングに上がってやることは一緒。自分のボクシングをすれば、結果はおのずと付いてくる」と自信を示した。相手は１８勝のうち１７ＫＯとパンチ力がある。主催者によると、過去にタイで実施された世界戦で日本選手は１分け１６敗。佐藤は「相手はスピードがそんなにないし、総合的なレベルは自分が上。普通に行って、普通に勝ってきます」と自然体を強調した。

　協栄ジムの金平桂一郎会長も「佐藤に過去のデータは関係ない。力の差はあるし、必ずやってくれる」と太鼓判を押した。