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シウバ とどめ4発!6年半ぶりの日本で2回KO勝ち

[ 2013年3月4日 06:00 ]

6年半ぶりの日本での試合でKO勝利したシウバ

 米国の人気格闘技、UFCの日本大会が3日、さいたまスーパーアリーナで行われ、PRIDEミドル級で絶対王者と言われたヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)がブライアン・スタン(米国)とメーンで対戦。激しい打撃戦を制し、2R4分8秒、KO勝ちした。

 6年半ぶりの日本でも、ファイトスタイルは変わらなかった。激しい打撃でスタンが鼻などから大量出血。それでもシウバは前に出た。2R4分すぎ、右ストレート、左フックでダウンさせるとさらに4発を拳を打ち込んでとどめを刺した。試合後はガッツポーズで喜びを表現すると「とてもうれしい。厳しい相手だったが、いい試合ができたのでうれしい」と笑顔。

 桜庭和志の好敵手としてPRIDEの全盛期を支えた「戦慄の膝小僧」もUFCに移籍後は8戦して3勝5敗。体力的な衰えを指摘されたが、来日前は地元ブラジルで強化合宿を行い、万全な体調に整えてきた。いかつい風体とは対照的に讃岐うどんのチェーン店「はなまるうどん」をこよなく愛する男は、思い出の地で復活へののろしをあげた。

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