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元世界2階級王者 長谷川穂積が判定勝ち

[ 2012年12月22日 21:03 ]

9回、アルツロ・サントス(左)を攻める長谷川穂積

 ボクシングの元世界2階級王者の長谷川穂積(32)=真正=が22日、神戸市立中央体育館でアルツロ・サントス(メキシコ)と55・8キロの契約体重でのノンタイトル10回戦を3―0の判定で制し、4月のノンタイトル戦以来の実戦を飾った。

 フェザー級で行った前回より軽い体重での試合。長谷川はクリーンヒットされる場面もあったが、遠めの位置から手数を出して優位に立った。「まだちょっと硬いが、勝てたから結果オーライ」とほっとした表情で話し、次戦の相手については「チャンピオンだったら誰でもいい。とりあえず(世界王者という)定職に就きたい」と王座返り咲きに意欲を示した。フェザー級か一階級下のスーパーバンタム級で世界タイトルの再奪取を目指す予定。

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級で10度防衛を果たした長谷川は同級王座を陥落後、2階級制覇したWBCフェザー級王座を昨年4月に失っていた。

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2012年12月22日のニュース