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山中防衛へ自信あり「バンバンボディー打ち込む」

[ 2012年11月1日 06:00 ]

挑戦者・ロハスが体をアピールするなか、王者・山中も体つきをチラリと見る

WBC世界バンタム級タイトルマッチ 山中慎介VSトマス・ロハス

(11月3日 仙台市ゼビオアリーナ)
 ダブル世界戦の予備検診が31日、都内で行われ、王者・山中慎介が2度目の防衛成功を確信した。

 対戦相手のロハスは07年9月に現世界5階級制覇王者ホルヘ・アルセ(メキシコ)と対戦した際に、ボディーブローから崩されてTKO負けを喫した。山中陣営は、ステップワークが巧みなロハスのボディーを攻めて、足が止まった相手の顎に得意の左ストレートを叩き込む作戦を練り、左ボディーストレートの強化を図ってきた。この日、診察を受けるためにTシャツを胸元までめくり上げたロハスの腹部を目の当たりにした王者は思わずほくそ笑んだ。「どれぐらい(腹が)薄いのかなと思って(見ました)。バンバン(ボディーを)打ち込む予定なので」。

 検診では、山中の胸囲が、4月の初防衛戦よりも3センチ大きい87センチに成長したことが判明。身長は5ミリ伸び、自身最長となる1メートル71だった。いまだ成長を続ける30歳は「日がたつごとに、顔を合わせてさらに自信が湧いてきた。自信はあります」とロハス粉砕を断言した。

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2012年11月1日のニュース