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王者内山「「11カ月も試合をしていなかった たまったパワーぶつけたい」

[ 2011年12月24日 17:25 ]

公開練習するWBAスーパーフェザー級王者の内山高志

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級チャンピオンの内山高志(ワタナベ)が24日、東京都内の所属ジムで暫定王者ホルヘ・ソリス(メキシコ)との王座統一戦(31日・横浜文化体育館)に向けた練習を公開し「同じ階級にベルトが二つあるのは嫌。すごく気合が入っている」と意気込みを口にした。

 内山は3度目の防衛を果たした1月末の世界戦で、右人さし指と中指の付け根部を脱臼。2月に手術を受け、その後は左のパンチを重点的に練習した。復帰戦を1週間後に控え、2ラウンドのスパーリングなどで鋭い動きを見せ「11カ月も試合をしていなかったので、たまったパワーを試合にぶつけたい」と意欲的に話した。

 ソリスとの王座統一戦は、ことし1月に予定されていたがソリスが肺炎を患ったため、相手が変更された経緯もある。世界戦で初挑戦から4連続KO勝利を収めた32歳の王者は「もともとやりたかった相手。いい試合をしたい気持ちはあるけど、とにかく勝てればいい」と、結果にこだわる姿勢を示した。

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2011年12月24日のニュース