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興毅に強力援軍 ランダエタのトレーナーがセコンドに

[ 2011年11月27日 06:00 ]

セコンドのマヌエル・シアカ氏(左)が見つめる中、首の強化トレーニングを行う興毅

 プロボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチ(12月7日、大阪府立体育会館)で3度目の防衛を目指す亀田興毅(25=亀田)が26日、都内で練習を公開した。

 判定勝ちだった8月のデラモラ戦を「ちょっと、あかんかった」と反省。同級12位のマリオ・マシアス(26=メキシコ)の挑戦を受ける今回は、武器である左ストレートを磨き直してきた。その左で「すっきりKOして、今年最後をいい形で締めくくりたい」とKO防衛を誓った。

 それを後押しする援軍も到着した。プエルトリコ人トレーナー、マヌエル・シアカ氏(67)が25日に来日。エドウィン・ロサリオ、エステバン・デ・ヘスス(ともにプエルトリコ)ら29人の世界王者を育てた世界的な名指導者だ。

 知人を通じてセコンド入りを要請。興毅が2度対戦したランダエタのセコンドにもついており、興毅のこともよく知っている。「試合を冷静に見てアドバイスを」と流れを見ながらの試合中の作戦伝授を期待。「中盤以降にKO」というプランの鍵を握るシアカ氏は「ぜひ、勝たせたい」と意気込んでいた。

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2011年11月27日のニュース