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兄に続いた!名城 悲願の初優勝で日本王者に

[ 2011年9月26日 06:00 ]

悲願の初優勝した名城

K―1ワールドMAX日本トーナメント決勝戦 ○名城裕司―山本優弥●

(9月25日 大阪府立体育会館)
 名城裕司(28=国士会館)が山本優弥(27=Booch Beat)に1R3分、パンチの連打からKO勝ちして、悲願の初優勝を果たした。
【試合結果】

 兄に続いて頂点に立った。名城は1回戦で初代世界王者のアルバート・クラウスからダウンを奪って判定勝ちし、勢いに乗った。決勝の相手の山本とは昨年8月、Krushで対戦する予定だったが、相手が虫垂炎を患ったため試合が流れていた。“因縁の相手”に対し序盤から右で攻めてダウンを奪うと、最後はパンチの連打を浴びせてKO勝ちした。初のベルトを巻くと「まだ実感が湧かないが、自分のスタイルを貫けたのが良かった」と涙を流して喜んだ。

 昨年の日本トーナメントでは長島☆自演乙☆にわずか39秒でKO負け。その後、ボクシングの元世界王者の兄・信男のアドバイスを受け、試合の組み立てを考えて練習を重ねてきた。次は12月に予定されている世界大会。「自分のスタイルをしっかりと確立して戦いたい」と兄に続く世界王座奪取を見据えていた。

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2011年9月26日のニュース