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大毅 圧勝の戴冠「亀田祭り」でいざ2階級制覇へ

[ 2011年9月26日 06:00 ]

新たなベルトを腰に巻きレフェリーから左手を掲げられる亀田大毅(亀田プロモーション提供)

WBAインターナショナル・スーパーフライ級王座決定戦 ○亀田大毅(亀田)1回2分20秒TKO ラウル・イダルゴ(メキシコ)●

(9月24日 メキシコ・コスメル島)
 元WBA世界フライ級王者・亀田大毅(22=亀田)が24日(日本時間25日)、メキシコのコスメル島で行われたWBAインターナショナル・スーパーフライ級王座決定戦で、ラウル・イダルゴ(22=メキシコ)にKO勝ちした。1回2分20秒に左ボディーで倒した。これでスーパーフライ級転向後は3戦連続KO勝利。次戦は12月上旬開催予定の「亀田祭り」で2階級制覇に挑む。

 1回2分20秒。大毅得意の左フックがイダルゴのボディーに突き刺さった。両膝からキャンバスに崩れ落ちたイダルゴは立ち上がることができなかった。大毅は「初めての海外での試合だったけど、落ち着いて倒すことができた。倒した左ボディーはかなり手応えがあった」と振り返った。

 開始と同時に奇襲を受けた。「元世界チャンピオンを倒してやる」と意気込むイダルゴはなりふり構わず前に出た。大毅はガードを上げて冷静に相手の動きを見極め1分すぎにカウンターの左フックでボディーを捉えた。「試合前は中盤のラウンドにKOできたらと思っていた」というが、陣営の「ボディー効いてる」との声に上下に打ち分けガードを開けると、最後もボディーで仕留めた。

 フライ級からスーパーフライ級に転向後3戦連続KO勝利。2階級制覇への確かな手応えを感じた大毅は「次は年末の亀田祭りに向けてしっかりと仕上げていきたい」と12月上旬開催予定の「亀田祭り」で次戦を戦う意向を初めて明言した。2本目のベルトがくっきりと見えてきた。

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2011年9月26日のニュース