井岡　出稽古スパーで日本１位を圧倒

神戸市内のジムで日本ライトフライ級１位・佐野友樹（左）とスパーリングをする井岡一翔

ＷＢＣ世界ミニマム級タイトルマッチ 井岡一翔（２２＝井岡）ＶＳファン・エルナンデス（２４＝メキシコ）

（8月10日 後楽園ホール）
　ＷＢＣ世界ミニマム級王者・井岡一翔（２２＝井岡）が神戸市内のＶＡＤＹジムへ出稽古し、王座獲得後では最長タイとなる８ラウンドのスパーリングをこなした。

　左ジャブを起点に左右のフック、右ストレート、さらにボディーにパンチを叩き込み、日本ライトフライ級１位の佐野友樹を圧倒。「ジャブからしっかり組み立てて手数を増やしたかった。いい練習ができた」。１８日には母校・興国高のＯＢ会に出席。「いつも応援してもらっている。結果を出して感謝の気持ちを表したい」と話した。