土屋　２回圧巻ＫＯ劇でＭＶＰ！

＜東日本新人王決勝戦＞ＭＶＰのライト級・土屋修平（左）と敢闘賞のＳバンタム級・コーチ義人

　プロボクシングの第６７回東日本新人王トーナメント決勝戦は３日、東京・後楽園ホールで１２階級（ミドル級は不戦勝）を行った。ライト級は土屋修平（２４）が２回１分２３秒にＫＯ勝ちし、ＭＶＰを獲得。勝者１２人は１２月１９日に同会場で西日本代表との全日本新人王戦を戦う。

　土屋が圧巻のＫＯ劇で大会ＭＶＰを獲得した。２回、豪快な右アッパーで中沢からダウンを奪い１分２３秒ＫＯ勝ち。デビューから７戦すべてが２回以内のＫＯ勝ちと異次元の強さが際立った。「タイミングさえ合えばいつでも倒せると思っていた。落ち着いて戦えた」。キックボクシングで１３戦こなし０９年４月に角海老宝石ジムに入門。陣営は２年後の世界挑戦を視野に経験を積ませる意向だ。