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武藤引退危機…右ひざ手術で無期限欠場

[ 2010年3月10日 06:00 ]

右ひざ手術のため、無期限で戦線離脱する全日本の武藤敬司

 全日本の武藤敬司が9日、都内の事務所で会見し、右ひざの変形性ひざ関節症手術による無期限の戦線離脱を発表した。手術は4月上旬に行い、今月21日の両国大会、4月のチャンピオンカーニバルの欠場は決定。1月から痛みがひどくなり「周りの足を引っ張っているなと思った。悩んだ末に決めた」と説明した。

 今回の手術は固まって大きくなった関節内遊離体(通称ねずみ)の除去手術だが、右ひざの手術は98年以来4度目ですでに「完全に元には戻らない」状態になっている。武藤は「復帰のための手術だが、復帰時期は手術をしてみないと分からん」と話しており、関節鏡による手術の結果次第では引退の可能性もある。武藤の長期離脱は02年の社長就任後では初めてで、内田取締役は「会社としては不安がある」と率直に話した。

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2010年3月10日のニュース