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まだやれる、でも…最年長ボクサー猪崎が現役引退

[ 2010年1月19日 20:11 ]

 男女を通じて国内最年長のプロボクサーで、46歳の女子選手、猪崎かずみ(花形)が日本ボクシングコミッション(JBC)から引退勧告され、現役を引退することが19日分かった。猪崎は「正直に言って残念。自分としてはもう一度やりたい気持ちがあるが、いろいろな方と相談した結果、勧告を受け入れることにした」と話した。

 猪崎は鳥取県米子市出身。昨年1月にメキシコでの世界ボクシング評議会(WBC)女子スーパーフライ級王座への挑戦が決まりながら、WBC内部で年齢からくる健康管理面を危惧する声が上がり、2月に試合が中止となった。
 昨年11月にノンタイトル戦で2回TKO負けしたことでJBCから引退を勧告されていた。現在もWBC同級5位にランクされている。

 ▼猪崎かずみの話 去年の今ごろは世界戦が決まっていて、この1年で立場がえらく変わっちゃった。まだ自分ではボクシングをやりたいし、できると思っている。

 ▼花形ジム・花形進会長の話 昨年11月の試合は肩や足を痛めていて、納得のいかない終わり方だったと思う。本人はまだ週に3、4回は練習に来ているが、仕方がないよね。

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2010年1月19日のニュース