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マリンガ“長谷川から奪うためにやってきた”

[ 2009年3月7日 20:18 ]

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(12日・神戸ワールド記念ホール)で8度目の防衛に臨むチャンピオンの長谷川穂積(真正)と挑戦者のブシ・マリンガ(南アフリカ)が7日、神戸市内の真正ジムで練習を公開した。

 「後は計量を終えて試合に臨むだけ」と意気込む長谷川は「以前にやってKO勝ちした」という験を担いで、山下正人会長と2ラウンドのスパーリング。強烈な左ストレートを当て、最後はコーナーに追い詰めるなど、仕上がりのよさをアピールした。相手をした山下会長は「世界王者相手に2ラウンドはきつい」と息切れをしながら苦笑いだった。
 一方マリンガは約1時間、サンドバッグを打つなど軽めの調整。南アフリカで約2カ月間、ほぼ毎日15ラウンドのスパーリングを実施してきたという。「日本にはタイトルを奪うためにやってきた。(アウェーの)ハンディを考えて、多くのスパーリングを行ってきた」と体力面に自信を見せた。

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2009年3月7日のニュース