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泰葉ハッスル参戦!「金髪豚野郎」と対戦?

[ 2008年12月10日 06:00 ]

高田モンスター軍・高田総統(左から2人目)、アン・ジョ-司令長官(右端)の乱入で急遽ハッスル・マニアの試合に出場が決まった泰葉(左端)

 歌手の泰葉(47)が9日、都内で会見し、30日に有明コロシアムで開催されるプロレスイベント「ハッスル・マニア2008」への参戦を発表した。対戦相手は未定。元夫で落語家の春風亭小朝(53)に向けて発言した「金髪豚野郎」を連想させる“珍レスラー”が登場する可能性もあり、目が離せない対戦となりそうだ。

 「どんな逆境でも人はハッスルできる!!」をテーマに、毎年“逆境有名人”がリングに立ってきた。今年、白羽の矢が立ったのは、離婚で世間を騒がせた泰葉だ。
 この日は当初、「あこがれのフランク・シナトラの円形ステージのように360度、お客さんを前に歌える」とリング上で歌うことを発表する会見だった。しかし、格闘家の高田延彦とうり二つの高田総統が現れるとムードは一転。いきなり泰葉を「プッツンおばちゃん」呼ばわりし「誰が(マニアに)出ていいって言ったんだよ」と挑発。さらに「たいしたヒット曲もなく、はしにも棒にもかからないような三流歌手」「(低血糖なのでと10月の記者会見で用意していた)角砂糖をきょうはなめなくていいのか?」と言いたい放題。「マニアで歌が歌いたいなら、きちっとみそぎしろよ」とリングに誘った。
 これには泰葉もムッとした表情に。ハッスルエンターテインメントの山口日昇社長の制止をさえぎり、マイクを握ると「分かった。試合をする。私には女の意地がある。試合に勝って歌ってやる」と宣言。さらに「総統に相当言われたから“相当”やってやる」「私はダルビッシュじゃなくエネルギッシュだ~」と早くも必殺技?の“寒いギャグ”をさく裂。相手の戦意を喪失させることに成功した。
 対戦相手について山口社長は「高田モンスター軍は本人が嫌がり、精神的な打撃を与える相手を用意してくる」と指摘。泰葉が動揺するキーワードといえば、元夫を指して吐いた“あの暴言”。小朝の参戦は否定しているため、モンスター軍の誰かが「金髪豚野郎」に生まれ変わって戦うことが有力視される。また最愛の父・故林家三平さんの“ニセ物”が「どうもすいません」攻撃を仕掛けてくる可能性もある。
 その点は泰葉も自覚しており「父親への報告?これはきっとどうもすいませんだと思います。絶対に謝っている」と頭をかいた。泰葉はタレントのカイヤの43歳を抜き、女性最高齢での初挑戦。新曲「お陽様よほほえんで」の曲名どおり“お陽様”は頭上でほほ笑むか…。

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2008年12月10日のニュース