田中希実、大会新で1500m4連覇「のびのび走るところをお見せできた」 兵庫リレーカーニバル

[ 2024年4月21日 16:03 ]

陸上・兵庫リレーカーニバル最終日 ( 2024年4月21日    神戸ユニバー記念競技場 )

兵庫リレーカーニバルの1500メートルを走る田中(中央)
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 女子1500メートルが行われ、東京五輪8位入賞の田中希実(ニューバランス)が大会新記録となる4分7秒49をマークし、4連覇を達成した。

 雨が降りしきる中、序盤から前方でレースを進める。残り800メートルで先頭に立つと、残り1周で加速。後続を突き放し、そのままゴールを駆け抜けた。

 「今日は自分の持っているタイムなどを意識するよりも、自分の理想としている走りを意識しながら走ることができた。競争に縛られず、のびのびと走るところをお見せできたんじゃないかなと思う」

 今季国内初戦となった13日の金栗記念では2種目に出場。1500メートルでは4分7秒98をマークして2位となった。レース後には「今の状態だと、去年と同じぐらい足下がガタガタな状態だと思う。ゼロベースで作り直すところから」と今後への思いを語っていた。

 「金栗の時は疲労感がすごくて、自分の走りが分からないぐらい体が言うことを聞かなかった。どうしたらいいか分からないというような状態は脱することができたかなと思うので、そこは今大会を走って得られた部分かなと」
 
地元の兵庫でのレースを終え、手応えを口にした田中。1500メートルと5000メートルの2種目でパリ五輪出場を目指しており、今後は海外のレースを転戦する。

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