陸上男子110M障害・泉谷 トラック五輪内定1号!2大会連続決めた「メダルを狙っていきたい」

[ 2024年4月21日 04:33 ]

陸上 ダイヤモンドリーグ(DL)第1戦 ( 2024年4月20日    中国・福建省アモイ )

男子110メートル障害、13秒17で3位の泉谷駿介(中央)
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 男子110メートル障害では、日本記録保持者の泉谷駿介(24=住友電工)が13秒17で3位に入り、2大会連続となるパリ五輪出場権を獲得した。昨年の世界選手権5位の実績に加えて参加標準記録13秒27を突破し、トラック種目での日本勢内定第1号となった。男子100メートルで元日本記録保持者の桐生祥秀(28=日本生命)は10秒38で7位だった。

 号砲と同時に、一気に前に出た。泉谷は持ち味の序盤のハードリングでリズムをつかみ、東京五輪金のパーチメント(ジャマイカ)らを抑えて7台目までトップ。終盤に米国2選手にかわされたが、今季初戦でパリ五輪参加標準記録を0秒10も上回る快走だった。「とにかく初戦で参加標準を切ることだけを考えていた。代表に決まったことに満足しないで、本番は五輪。しっかりと準備して、五輪ではメダルを狙っていきたい」と語った。

 東京五輪では準決勝敗退。わずか0秒03差で日本勢初の決勝進出を逃した悔しさは忘れない。昨年の世界選手権では表彰台と0秒10差の5位。冬場の肉体改造で進化も果たし、リベンジの舞台へ準備は進んでいる。

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