渡辺雄太 米国生活を総括「一生、自分の中で誇れる」 日本での新たな挑戦に闘志「楽しんでやりたい」

[ 2024年4月21日 18:44 ]

渡辺雄太
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 NBAで6季目のシーズンを終えた渡辺雄太(29)が21日、都内で日本復帰会見を行った。

 11年に及ぶ米国生活にピリオドを打った渡辺の表情は、晴れやかだった。「英語も全然できない中で生活を始めて乗り越えてきて、ここまで成長することができた。今までの自分を褒めていいのかなと。NBAを目指して小さい時から練習してきて。何か大きなことを成し遂げることができた。今後一生、自分の中で誇れることだと思う」と話した。

 Bリーグで新たなバスケット人生が幕を開ける。「全然違う挑戦が日本で始まる。代表を除けば、高校卒業して以来。アメリカとは全然違う生活が待ってる。生活ができることも楽しみ。今後の自分のバスケとしては楽しんでやりたいというのが大きな部分。もちろんたくさん、いろんなチャレンジがあると思う」。挑戦を続ける生き様は不変だ。

 「何年後かわからないけど、引退を決めた後に本当に楽しいバスケ人生だったと言えるようにしたい」と闘志を高めた。

 ◇渡辺 雄太(わたなべ・ゆうた)1994年(平6)10月13日生まれ、香川県出身の29歳。香川・尽誠学園高時代に全国選手権で11年から2年連続準優勝。米ジョージ・ワシントン大を経て18年にグリズリーズと契約し、日本人2人目のNBA公式戦出場を果たした。21年東京五輪では日本代表の主将を務めた。妻はフリーアナウンサーの久慈暁子。身長2メートル6、98キロ。ポジションはスモールフォワード。

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