日大出身の学生横綱・草野直哉が伊勢ケ浜部屋入門決定 幕下最下位格付け出し資格が理事会で承認

[ 2024年4月8日 19:08 ]

草野直哉
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 日本相撲協会は8日、日大出身で昨年の学生横綱の草野直哉(22)の幕下最下位格付け出し資格を承認した。

 草野は日大相撲部で主将を務めていた昨年11月、全国学生選手権で優勝して学生横綱を獲得。他にも昨年10月の世界選手権重量級(115キロ以上)優勝など大学4年間で計9個のタイトルを獲得した。

 注目されていた入門先は伊勢ケ浜部屋に決定。この日、伊勢ケ浜部屋に荷物を搬入する姿も見られた。熊本県宇土市出身で、2学年先輩の元十両・輝鵬(24)とは保育園の頃からの幼なじみ。花園小、鶴城中、文徳高、日大と同じ道を歩み、大相撲の世界でも輝鵬と同じ宮城野部屋に入門する予定だった。

 宮城野部屋の閉鎖を受け、転籍先の伊勢ケ浜部屋に入門。横綱・照ノ富士(33)や、日大の2学年先輩であり春場所で史上最速優勝を果たした幕内・尊富士(24)らも在籍する“最強部屋”に新たな戦力が加わった。

 ◇草野 直哉(くさの・なおや)2001年(平13)6月25日生まれ、熊本県宇土市出身の22歳。宇土少年相撲クラブで5歳の頃から相撲を始め、宇土市立鶴城中3年時に全中優勝(中学横綱)。文徳高2年時に全国高校選抜大会準優勝。3年時に全国高校総体準優勝、世界ジュニア選手権団体優勝。日大1年時に全国学生体重別大会無差別級準優勝。2年時に全国学生体重別大会無差別級優勝、全国学生選手権3位。3年時に東日本学生選手権優勝、全国学生体重別大会無差別級優勝。4年時に全国選抜大学社会人対抗九州大会優勝、全日本体重別(世界選手権代表選考会)重量級優勝、全国大学実業団対抗和歌山大会優勝、アジア選手権重量級優勝、世界選手権重量級優勝、国体準優勝、全国学生選手権優勝(学生横綱)、全日本選手権3位。1メートル85、160キロ。

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