【リーグワン】静岡初の3連勝。矢富勇のチーム公式戦通算150試合出場を快勝で飾る

ラグビーリーグワン1部第12節   静岡43―14三重 （ 2024年4月6日    静岡・ヤマハスタジアム ）

＜静岡BR・三重＞静岡BRの矢富勇（左）は、チーム公式戦通算150試合を達成し、弟・矢富洋の祝福に笑顔
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　静岡がリーグ3季目で初の3連勝。元日本代表SH矢富勇毅（39）の前身のトップリーグ・ヤマハ発動機時代からチーム公式戦通算150試合出場を快勝で飾った。

　前半からFW戦で優位に立つと12―0の前半18分には、相手キックオフのボールをキャッチしたWTBキーガン・ファリア（29）が約70メートル突破して、ロックのマリー・ダグラス（34）の、ノーホイッスルトライを導くビッグプレー。後半に2トライ2ゴールを返されたが、同26分に出場した矢富勇が、同35分のCTBジョニー・ファウリ（28）のトライを演出するなど、試合をきっちり締めくくった。
　「150試合出場は、周りの多くの方のおかげです。これまでリーグワンではできなかった3連勝もできて良かったです」と矢富勇は笑顔。藤井雄一郎監督（54）は「（矢富勇は）チームにエナジーを与えてくれます」と目を細め、先発SHでプレーヤー・オブ・ザ・マッチを受賞したブリン・ホール（32）も「矢富さんの150試合出場の試合で、チームとしていいパフォーマンスを出すことができて良かったです」と声を弾ませた。