勝みなみ 2位で8人による決勝T進出「決勝に残れるよう頑張る」圧巻の3連続バーディー締め

[ 2024年4月6日 12:23 ]

米女子ゴルフツアー Tモバイル・マッチプレー選手権第3日 ( 2024年4月5日    ネバダ州シャドークリーク=6804ヤード、パー72 )

勝みなみ
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 ストロークプレーによる第3ラウンドが行われ、1差5位から出た勝みなみ(25=明治安田)は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72にまとめ、通算3アンダーの2位で上位8人によるマッチプレー形式での決勝トーナメントに進んだ。笹生優花(22=フリー)は75で回り通算2オーバーの8位タイに入ったが、4人によるプレーオフで敗れて決勝進出はならなかった。

 勝がバックナインで巻き返し、2位に入って決勝トーナメント進出を決めた。「後半16番くらいから風も止んでくれて、良いショットも続いた。パットのイメージも凄く良い形で終われたので、今日は良かったと思う」とうなずいた。

 前半は強風の中、6番でダブルボギーを叩くなど4オーバーの40と苦しい展開。それでも、後半11番の攻めの一打で流れを変える。短いパー4の11番で1Wを握って、第1打をグリーン横まで運んでバーディーを奪う。そして圧巻は終盤の3ホールだった。16番パー5で第3打を傾斜を利用してピン前2・5メートルにつけ、17番パー3は第1打がグリーン右の斜面に着弾も傾斜で戻ってピンそば1メートルに寄る。最終18番パー5ではアプローチを寄せて3連続バーディーで締めた。

 難コースに強風が吹きつける厳しいコンディションの中でも、自身のプレーに集中できていたことが好スコアの要因。「あまりベスト8に残ろうみたいな気持ちはなく、ただ自分がやるべきことをしっかりとして。課題としている部分もあるので、そこを意識しながらラウンドしていた」と振り返る。

 96人による54ホールストロークプレーを勝ち抜いた8人で戦うマッチプレー形式の決勝トーナメント。大会初出場の勝にとって、マッチプレーは約10年ぶりだという。「良いスコアでも負けちゃう時もあるし、本当にマネジメントの勝負かなと思う。自分がやるべきことをしっかりとやって、決勝に残れるように頑張りたい」と意気込みを語った。

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