【リーグワン】神戸、NZ代表サベアの4トライなどでトヨタ圧倒して3連勝　李承信は負傷交代

ラグビー・リーグワン第8節   神戸57―22トヨタ （ 2024年3月3日    東大阪市花園ラグビー場 ）

神戸・サベア
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　ここまで4勝3敗同士の対戦となった神戸―トヨタ戦は、神戸が57―22で勝利し、今季初の3連勝を飾った。

　前半12分に敵陣深くでのラインアウトから攻め込み、ラックから持ち出したニュージーランド代表フランカ―、サベアがインゴールに飛び込んで先制トライ。サベアは同20分、後半15分にもトライを挙げてハットトリックを達成した。サベアは後半38分に4トライ目も挙げた。

　前半は15―12ときっ抗した戦いだったが、後半は接点や出足で勝る神戸がトヨタを上回った。縦横無尽の働きを見せたサベアだけでなく全員がハードワークし、後半12分にはパスカットしたWTB山下楽が約70メートルを独走してトライを挙げる場面もあった。

　昨季のトヨタ戦は後半27分から立て続けに相手の3選手がシンビン（一時退場）に。圧倒的な数的優位に立ちながら“12人のトヨタ”に屈した。そのリベンジも果たした。

　開幕2連勝の後に3連敗を喫した神戸。1月は苦しい戦いを強いられたが、再び盛り返してきた。右膝あたりを痛めて負傷交代したCTB李承信の状態は気がかりだが、観衆1万4387人が駆けつけた一戦で強さを示した。